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コラム

防水工事と外壁・屋根塗装を一緒に行うとお得な理由

2024.03.15

家を美しく保つためには、外壁や屋根のメンテナンスが欠かせません。特に防水工事と塗装は、住まいの寿命を左右する重要な工程です。しかし、これらの作業を別々に行うと、時間もコストもかかってしまいます。このコラムでは、防水工事と外壁・屋根塗装を同時に行うことのメリットなどをご紹介いたします。

お得になる仕組み

防水工事と外壁・屋根塗装を同時に行うことでお得になる仕組みは、主に作業コスト効率の向上にあります。これらの工事を一度に行うことで、それぞれ独立して行う場合に比べて、足場設置や資材搬入のコストを削減できます。足場を一度だけ組むことで、足場設置費用だけでなく、組み立てと解体にかかる時間と労力を半減させることが可能です。


 


●足場代の計算方法


足場代は一つの工事に付きいくら、という計算をします。屋根は高所での作業になるため足場が必要となります。足場の料金は意外と高く、平均で15万円~25万円程度です。防水工事と外壁・屋根塗装を別々な時期に依頼すると単純に倍の足場代が必要になる計算です。


 


●人件費削減になる


工事を一括で発注することにより、職人の手配においても効率化を図ることができます。複数の工事を一つのプロジェクトとして扱うことで、作業スケジュールの調整がしやすくなり、工事期間の短縮が可能です。結果、職人の稼働日数も減り、人件費の削減にもつながります。


 


●交通費や駐車場代がかかる場合も


職人が現場に出向くたびに発生する交通費は、工事を別々に行う場合、複数回にわたって必要になる可能性があります。同様に、駐車場代も、工事のたびに車両を現場に停める必要があるため、複数の工事でそれぞれ発生することが考えられます。


 


●資材の大量購入で割安になる


資材をまとめて購入することで、単価交渉が有利になる場合があります。大量購入による割引が適用されることで、資材費の節約にもつながります。また、工事の品質管理面でもメリットがあります。同じ職人チームが複数の工事を担当することで、工事間の連携が取りやすく、仕上がりの一貫性を保つことができます。


 


このように、防水工事と外壁・屋根塗装を一緒に行うことで、作業の効率化、コストの削減、そして品質の向上が図れるため、全体としてお得になる仕組みが整っているのです。


補助金利用でさらにお得に

防水工事と外壁・屋根塗装を同時に行う場合の最大のデメリットは、「まとまったお金が必要になる」ということです。しかし、補助金制度をうまく利用できれば、その不安を少しでも払拭できるのではないでしょうか。


 


・対象の補助金制度


外壁や屋根の塗装工事に関する補助金(助成金)は、国で設けられた制度はなく、お住まいの自治体の制度を確認することになります。外壁・屋根塗装で助成金を受け取れる制度には、大きく2パターンあります。


 


・省エネリフォームに該当する場合(主に遮熱塗装)


「省エネリフォーム」や「ヒートアイランド現象防止」など、環境配慮に関する工事の補助金(助成金)があります。主に遮熱性塗料での外壁・屋根塗装が対象となる自治体が多くあります。金額は10万円〜100万円ほど補助されます。


 


・一般的なリフォーム・塗装の場合


耐震のための外壁塗装や、景観整備のための外壁塗装、中古物件や空き家活用の外壁塗装には補助が出ます。金額は自治体によって異なりますが、10万円〜30万円程度のところが多いです。


 


●必ず市区町村の公式サイトで調べる


補助金の申請には、自治体ごとに定められた条件があり、事前の申請や工事後の報告が必要な場合も多いです。また、補助金の予算には限りがあり、期間内に申請を完了させる必要があるため、計画的に進めることが大切です。工事を行う前には、住んでいる地域の自治体が提供する補助金や助成金の詳細を確認し、適用可能なものがあれば、その条件や手続きの方法を把握しておくことが重要です。


 


防水工事と外壁・屋根塗装を同時に行い、さらに補助金を活用することで、費用の面での負担を軽減し、より経済的に住まいのメンテナンスを行うことができます。これは、賢い住まいの維持管理方法と言えるでしょう。


リフォームローンも活用できる

防水工事や外壁・屋根塗装などの大規模なメンテナンスは、一度に大きな費用がかかるため、一括での支払いが難しい場合もあります。そんな時、リフォームローンを利用することで、費用の負担を月々の支払いに分散させることができ、経済的な負担を軽減することが可能になります。


 


●金利は低めで安心


リフォームローンには、住宅ローンと同様に、金利が低めに設定されているものが多く、返済期間も長期にわたって設定することができます。これにより、計画的に資金を管理しながら、必要なメンテナンスを適切なタイミングで行うことができます。また、リフォームローンの中には、省エネルギーやエコ対策を施したリフォームに対して、金利優遇を行うものもあり、より経済的なメリットを享受できる可能性もあります。


 


●手数料は足場代くらい


例えば、100万円を3%の金利で10年間のローンで借りた場合、大まかに計算すると、利息の合計は約15万円程度となります。この金額は、一回分の足場設置費用とほぼ同等です。これを考慮すると、防水工事と外壁・屋根塗装を別々に依頼し、それぞれに足場を設置するコストを支払うよりも、リフォームローンを利用してこれらの工事を一度に行う方が、長期的に見れば経済的に大きなメリットがあることがわかります。


 


●リフォームローンのメリット


リフォームローンの利点は、大きな初期投資を必要とするメンテナンス作業に対して、その費用を長期にわたって分割して支払うことができる点にあります。月々の支払いを小さく抑えることで、家計にかかる圧力を軽減しつつ、必要なメンテナンスをタイムリーに実施できます。また、足場設置費用などの一回限りのコストを節約することで、総支払額をさらに抑えることが可能になります。もちろん、ローンを利用する際には、返済能力を考慮したうえで、慎重に計画を立てる必要がありますが、賢く利用すれば、リフォームローンは住まいのメンテナンスを効果的にサポートする強力なツールとなります。


まとめ

防水工事と外壁・屋根塗装をお考えの方は、経験豊富な唐澤防水までお気軽にお問い合わせください。お客様のニーズに合わせた質の高いサービスを提供するとともに、補助金やリフォームローンなど、さまざまな費用面でのご提案もいたします。


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